2017年

11月

18日

続・私設「わろてんか」反省会

一週間前、かなり絶望的な感想を抱いた朝ドラ「わろてんか」だったけど、寄席経営が始まる今週、イッキに立て直した。

まず構成をガラリと変えた。2分近くあったアバンタイトルを短く(もしくは無く)して、ラスト1分のヒッパリをやめた。

次に短時間カットが多かった芸のシーンを、喜楽亭文鳥(笹野高史)の高座では15分の放送時間の半分近い時間を費やしてたっぷり見せた。今回のために今までわざと短くして、視聴者を欲求不満にさせていたのか?と思うほど。

そして最も特徴的だったのが、次週予告。濱田岳(風太)と広瀬アリス(リリコ)という評判のよかったキャラ二人による漫才仕立てにした。しかも風太に釣り竿持たせたりして(濱田が出演したドラマ『釣りバカ日誌』風味)。ちょっと『タイガー&ドラゴン』を思い出したけど、それを差し引いても面白かった。
『時うどん』を前座噺と言ったり、上方が原話なのに「東京では『時そば』と言いますが…」と言ったり、寄席と落語に関するディテールについてはあいかわらず勉強不足だけど、それは他の落語ドラマや落語映画も大差なく、なるべくスルーするようにしている。もっとも以前は看過しきれないレベルだったわけだが。

 

キャラクターの深み不足からくる台詞運びのステレオっぽさ、そしてやたら「笑い」をスピリチュアル的に語るヒロインが今後どれだけ現実的になれるかなど、不安要素は正直残ったままだが、とりあえずここへ来てようやくまともに演芸にスポットが当たる「寄席ドラマ」になってきて、だいぶ安心した。

 

 そんなわけで、TwitterとFacebookでこんな絵を発表してみた。前回の記事にツイートを転載した、お約束の「わろ絵」です。Twitterの方では「わろてん画」ってタグの方が流行ってるみたいですけどね。

 

文字をごちゃごちゃ入れて失敗したかなーと思ったので、Twitterの方には右の文字を整理したバージョン、Facebookの方には左の元バージョンをあげました。文字汚くて申し訳ない。

2017年

11月

13日

まもなく「第5回 寄席描き展」!

そうそう、大事な告知を忘れてました。

来週11月19日から12月3日まで、恒例の「寄席描き展」がいつもの森下文化センターで催されます。

11月23日には「あさり寄席」もありますので、ぜひお運びを!

今回はなんと、山根青鬼先生・ビッグ錠先生という二大巨匠が新規ご参加!

あと、田河水泡先生の貴重な直筆お手紙も展示されるとのこと。

他にも似顔絵実演やイラスト大喜利など見所盛り沢山。私なかむらは今回都合で不参加ですが、展示品の中にちらっと参加させていただいております。

 

年に一度の日本落画家協会による一大イベントギャラリー、皆さまのお越しをお待ちしております~。

2017年

11月

11日

私設「わろてんか」反省会

NHKの朝ドラ『わろてんか』の評判が、Twitterを見る限り大変よろしくない。

吉本興業の創業者・吉本せいがモデルということで、私もそれなりに期待していたのだけど、第1週目から「ん?」「おや?」「あれれれ?」というシーンが続き、第6週目が終わって私の中で結論が出た。

その私の気持ちの揺れ動きを、Twitterのツイートで追ってみた。

 

 ~ ~ ~

 

【10月1日】

明日からの「わろてんか」にお付き合いするか、まだ迷ってる。

もっとも昔みたいに朝9時台まで寝てるなんてことは無くなったし、たぶん見ちゃうんだろーけど。落語家さんが登場したら「わろ絵」描きましょかね。そん時は落画家協会の皆さんぜひご一緒に。

 

【10月2日】

「わろてんか」第1話よかった。別にマニア寄りにならなくていいんで、ずっと笑いの周辺でドラマ展開してほしーなー。

(まだ好意的。初回は桂南光師か出たり、大道芸とかもちらっと登場して普通に楽しかった。ただ、神社の掛け小屋に観客が仕切られたみたいにきっちり整然と並んで座ってるのは気色悪かった。演出家が寄席しか行ったことないんだろうなーと、この時点では思った)

 

【10月10日】

三曲万歳もっと見たかった

 

【10月12日】

わろてんか、今のところ自分が食いついたのが掛け小屋と小野アナのナレーションだけで、ちょいと心が離れつつあります。今月一杯見て他の食いつき所が見つからなかったらやめるかも。

(このころ、タイムライン上に続々と脱落宣言が出始めてた)

 

【10月14日】

えー、キースってのちのちエンタツになるんだ。けっこうネタバレ発言。

#バナナゼロミュージック

てことは、無筆のリリコはミスワカナか。なんだ、俄然この先の展開に興味が出てきたぞ。

(この日の『バナナゼロミュージック』にゲスト出演したキース役の大野拓朗が、「このあと時代を変える漫才師になる」と自ら発言していた)

 

【10月15日】

あれ、リリコ字が読めないのに義太夫本めくってたな。

(最初に気付いた脚本の破綻)

 

【10月20日】

なんで高座のシーンはいつもあんなに遠くて短いんだろ。笑うことが好きになる人のドラマなら、どんな舞台を見て好きになったかをたっぷり見せて、視聴者にも感覚を共有させてほしいなぁ。今のところ駅でいちゃついてるカップルのやりとりと同じものしか見せられてないのでして。

たぶん作ってる人が、人間ドラマが大好きで、笑いにはさほど興味無いんだと思う。最初の3週での感触。

(そろそろ我慢の限界だった)

 

【10月21日】

おはよーございます。うーん、これから朝は当分録画でいいかな。次週の予告を見ての判断。寄席経営が始まったら戻ってきます。

明治の商家で番頭の出シロが女中以下だったのと、旅一座で座長が登場すらしなかったのが、どうにも残念。この二つの役どころ、演出と脚本次第では格好の回し役になるのに。離脱の理由は他にもあるけど、全部書いたら朝に戻ってこれなくなりそうなのでいずれまた。

(ここで朝放送を離れて、昼の再放送を見始めるようになる)

 

【10月24日】

「わろてんか」がどんどん「花嫁のれん」みたいになってきた

 

【10月27日】

うわー、当初1ヵ月だけ見て様子見るつもりだったけど、今週がトドメになっちゃいそうだなぁ。食いつく要素がどこにもない。とりあえず寄席経営がはじまったらおせーてください。

(ここで一旦見るのをやめた。なので、前半唯一の好シーンといわれた鈴木京香と鈴木保奈美の対決シーンを私は見ていない。この数日後、関東ローカルのニュースアナが朝ドラ前のニュースで「イライラすることが多い『わろてんか』」と発言してTwitterで話題になった)

 

【11月4日】

「わろてんか」は昔やってたアメリカのシットコム「アーノルド坊やは人気者」とストーリーの進み方が近い、って話を書こうと思ったけど、「アーノルド」は関東で放送してなかったのね。

一言でまとめちゃうと、ひたすら事件を起こし続けて回収しない演繹的な展開がアメリカコメディ風なのです。ただ来週の予告だけ見たら寄席経営が始まるみたいで、来週からはまた朝わろ見ようと思ってます。内場さんも出るみたいだし。

(脚本の整合性の無さがTwitterで連日のように指摘された)

 

【11月6日】

寄席経営が始まるので今日から朝わろ復帰。岡大介さんが出るっていうんでてっきりカンカラ三味線のかたかと思ったら、同姓同名の役者さんだった。

 

【同日】

大阪は義太夫やのうて浄瑠璃や。

(第2週から思ってたけど言わずにいたことをツイートしちゃった)

 

【同日】

米朝師匠の落語をクスグリに使てるんなら、せめて寄席演芸まわりの時代考証はちゃんとしましょな。上方芸能研究の権威やった米朝師匠が極楽で頭抱えてまっせ。往生しまっせ、ちゅうて。

あ、今日11/6は米朝師匠の誕生日か。この日に書き込むのも何かのご縁。

(当初から散見した上方落語のネタのはさみこみも、寄席経営が始まるにあたってさすがにスルーしきれなくなってきた)

 

【11月7日】

おはよーございます。とりあえず「わろてんか」は有働さんとイノッチを笑わせてみよう。

(後番組『あさイチ』の名物、有働アナとイノッチの「受け」が次第に希薄になってきた)

 

【11月9日】

月曜日(11月6日)にBS-TBSでやってた「にっぽん!歴史鑑定」の吉本せい一代記で、「わろてんか」の脚本が『吉本八十年の歩み』に基づいて進行してるのがわかった。1年前のオリコン記事で、戦後まで描くこともわかった。

https://www.oricon.co.jp/news/2081223/ 

あとは強い期待をせず、のんびり見てまいります。

 

【11月11日】

朝見そびれて、昼わろ見てました。社史に基づいた再現ドラマ的進行なのが判ったので、今後ここではストーリーには触れず端々だけつっつきます。来週から笹野高史さん出ますね。

 

 ~ ~ ~

 

お話的には開始6週でついに寄席経営開始までたどり着いたのだけど、人物描写が巧みだった『ひよっこ』の後であることを差し引いても、あまりにもストーリーが「進行ありき」で登場人物の性格描写や発言ほったらかしすぎて、登場人物に対する共感も同情もできない。
なんでこんなにキャラクターの掘り下げをしないんだろう?と不思議に思っていた所へBS-TBSの番組があって、「なるほど、(細部は変えてるけど実質的に)再現ドラマなら仕方ないか」と合点がいったというか、私の中で諦めがついた次第。

 

これはTwitterでは言ってなかったけど、ドラマ開始前、「大正時代が舞台なのに、寄席で客イジリとか、昭和の笑いをされたら嫌だなー」と内心思っていた。
ところが、ドラマが始まってみると、ここまで舞台のシーンがなぜかほとんど無い。たまに「芸」と称して見せられるのは、すべて素人の一発芸レベル。客イジリどころではない、想像のはるか頭上を越えた。そしてこのドラマのスタッフは笑いに興味のキの字も無いんだなーと悟った。
今まで落語映画やドラマを見た時もそうしていたように、あまりマニアックなことは言うまいと思ってたけど、それにしても時代に則した笑いの質に対する無理解がひどい。当時の芸といったらまず踊りでしょ。ドラマが始まって芸人が誰一人踊らない。楽器は三曲万歳がほんの5秒程度。そもそもまともな芸のシーンがここ数週間皆無なのはどういうわけだろう。避けてるのか、とすら思う。明らかに制作サイドの知識不足で、ここまでくるともはやイライラは通り越して傍観を決め込むか、見るのをやめるしかない。

あとドラマ開始前からの不安はもう一つある。戦争の時代をどう描くか。吉本の慰問団「わらわし隊」はどう描かれるんだろう。そう思っていたが、これも既に諦めた。せいぜい局に抗議が来ないよう、不用意にニコニコするのはよした方がよいと思う。

 

ライフワークの「落語芸能人リスト」作成があるので今後も見るとはいえ、残り4ヵ月半、何の思い入れもできないストーリーと共に、長ぁぁーい再現ドラマに付き合わなきゃならんのは正直ダレるのである。せめてギミックだけでも面白ければそちらを楽しめるのだけどなぁ。
あっそーだ、毎回吉本新喜劇の役者さんを交代交代で出演させません?

2017年

10月

22日

更新情報

落語別館の「不完全版 落語芸能人リスト」を3年半ぶりに更新しました。

見出しと本文の文字の大きさを変えたりしてちょっとだけ読みやすくし、50人近い情報追加をしています。時期でいうと2014年から2017年10月。それ以外にも補遺を少々。

NHKの朝ドラ『わろてんか』に落語家が登場したら追加する予定ですが、現時点でまだ発表されていませんね。

 

あと、お知らせが遅れましたが、noteの方で落語にまつわる読み物を始めました。

タイトルは『落語好きの諸般の事情』。課金制になってますが、オマケ部分のみで、本文はそのまま読めます。

毎週土曜に更新してますんで、こちらもぜひぜひ。

2017年

8月

06日

#呑み屋で使えないプロ野球ジョーク

再開したTwitterの方で「#呑み屋で使えないプロ野球ジョーク」というハッシュタグを作って、プロ野球に関するひとことギャグを書き続けてます。内容はほとんど中日の選手のことですけど。

3ヵ月ほど続けてそこそこ溜まったので、中からよさそうなのを選り抜いて公開します。
(一部タグを付けなかったツイートもあります)

 ~ ~ ~

 

【4月30日】

 中日のセットアッパー・三ツ間は8回に登板した試合で2勝してるので、「8回さん」と呼ばれて酒呑みには喜ばれているらしい。 

 

【5月5日】

カミネロって名前はじぃーーっと見てると、モーフィングみたいに文字がジワジワ固まって来て、最終的に「褌」という字になりそうだ。

 

【5月6日】

 カープは丸&新井のコンビが打線の軸になった日はとても収まりがいい。マルアライだけにクリーンアップで。

 

【5月9日】

長良川球場のスキマ多めのレフト側観客席を見てて、「懐かしいなー、こーゆー客席でぼさーっと観戦してたいなー」とか思ってたら、DeNAの加賀投手のフォームが輪をかけて懐かしくて球場の雰囲気にフィットしてて、もう感涙の域ですよ。

 

【5月9日】

 CBCラジオ「聞けば聞くほど」での宮部アナ、「アベックって言葉は今や『アベックホームラン』でしか使わなくなった」に納得。

 

【5月9日】

とか朝方に書いてたら、ビシエドとゲレーロのアベックホームラン。んで気になって調べたら、アベックのスペルはavec(仏語)なのね。なんだ、これなら恥ずかしくないぞ。いいじゃないかエイベックホームラン。

 

【5月10日】

 京田って学生の頃は「キョウダ者」って試合中言われてたんだろうなぁ。高校時代はともかく中学の頃は絶対。あと、堂上が学生の頃「レ」と呼ばれてたとしたらその学校はギャグレベル高い。

 

【5月11日】

田島が出てきた。夜の田島。

 

【5月18日】

ドラはジョーダンの好投で勝ちましたか。よかったよかった。ジョーダンはこのまま無敗で勝ち続けて、大ジョーダンと呼ばれてほしいぞ。

 

【5月26日】

「鉄人・鳥谷」の見出しを見て、脳内で勝手に「鳥人」と誤読。鳥人だよ。境目を見せてあげよう。

 

【5月26日】

 ナゴヤドームは三重テレビでしか中継がなかったので見らんなかった。きれいな逆転サヨナラだったみたいで。きれいにサヨナラするなんざ憎いねジゴロ野球。

 

【6月4日】

茂木栄五郎って明治時代の横綱の本名みたいな名前だな。

 

【6月14日】

バティスタ幸之助

 

【6月16日】

 中日はいっそ小笠原が先発の日にはファームの小笠原二軍監督と小笠原コーチを一軍昇格させて「小笠原竜」というダジャレ見出しに貢献してみてはどーか。

 

【6月16日】

 オリックスのロメロコールは文字にすると暗号みたい。

「ローメロロメロローメロ」

 

【6月16日】

ヒーローインタビューに応える菊池雄星のもみあげの鋭角ぶりがすごかった。負けるわけだ。

 

【6月24日】

マツダスタジアムのただ見スペースって面白いなぁ。池袋演芸場の木戸口のモニターみたいなもんか。

 

【6月24日】

昼間やってたマツダのC-T戦中継、結局4回降雨ノーゲームになってしまったけど、なぜかマウンドにアンツーカーを撒く場面をスーパースローで流してたのが忘れられない。野球中継史に残る映像技術のムダ使いだと思う。

 

【6月27日】

いつ見ても惚れ惚れする京田のピノっぷり

 

【6月27日】

 ラジオの実況で久々に聞いたよ「ジャンプ一番」。フジ一番ってのは名古屋でおなじみ。ハル一番はもういません。

 

【6月28日】

〈クイズ〉背番号99の中日・ジョーダンに、一を足したらお相撲さんになりました。なぜ?

〈答〉ジョニダン(序二段)だから

 

【6月30日】

今日スタメンの松井佑介、6回の段階で8割打者。猫か。ハチワレ打者。

 

【7月4日】

猛打爆発、スタメン2安打以上がズラリで快勝することを、我々の方では「マルチ勝法」と呼びます。

 

【7月7日】

ジャンプ51番!

 

【7月18日】

今日の空耳。「甲子園球場」と「大須演芸場」

 

【8月4日】

 昔視聴率20%あった地上波のナイター中継は10%前後まで落ちてBSに移行したわけですが、だったらフジテレビは今こそ地上波でナイター中継したらどーでしょー。10%とれますよ。マに受けられても困りますが。

 

 ~ ~ ~

ちなみのこのタグ名、私が飲めないので呑み屋に行けないという自虐と、呑み屋の野球論議は基本大マジなのでこんなくだらないギャグは言う隙が無いという皮肉と、二つの意味があります。

野球4コマの連載がいっぱいあった当時なら、全部マンガにして描いてたんですけどね。ネットじゃこの程度は1時間で消費されちゃうからなぁ。マンガなら多少長く残るんだけど。

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