おそるべしDLE

愛知に帰ってきてから、メ~テレ(テレビ朝日系)をつけていると
『ぬいぐるみのラパン』というミニアニメをちょいちょい見かけるようになりまして。

 

 

東京在住時には見たことがなくて、気になったので調べてみたら、『鷹の爪』で有名なDLE(Dream Link Entertainment)の制作でありました。
サイトによれば、『ラパン』は地上波ではメ~テレ限定放送とのこと。
他にも、東京のMXテレビで放送していてお気に入りだった『ごはんかいじゅうパップ』や、やっぱり愛知の東海テレビで月~木曜深夜にやってる『かよえ!チュー学』など、ここ数年テレビで気になっていたミニアニメはほとんどDLEの制作とわかって、大驚愕。

 

で、このDLEが名作マンガ『ガラスの仮面』を映画化するという壮挙に出たとゆーので、過日観てまいりました。於・ユナイテッドシネマ稲沢。正式タイトルは『ガラスの仮面ですが THE MOVIE 女スパイの恋! 紫のバラは危険な香り!?』。

いやー、ほとんど原作読んでないので、パロディのカン所をつかめないままの観覧でしたが、手の込んだ作画とフラッシュアニメ特有のチープな動きが混在してて、フシギな味わいでした。「第一期アニパロ世代」という表現があるとしたら、その人たちはすごく喜ぶ系の内容ですね。戦闘アニメと少女マンガを同時に楽しんでいた、私とほぼ同世代の人たち。1980年代に月刊OUTが得意とした、パロディ×楽屋ネタが同居する風景に、懐かし感満喫。
関係ないけど、DLEって私の中ではなんとなくホイチョイプロとイメージがダブります。


でもやっぱりイチバン驚くのは、映画の中でキャラクターたちも言ってたけど、あの名作をフラッシュアニメで映画化(しかもパロディ!)する許可をもらったって事実ですよね~。
今後の次回作に思わず期待しちゃうじゃないですか。どこ狙っていくかっていう。