愛知県人として初落語

愛知に引っ越して2ヵ月目にして、初のナマ落語。東京在住時代も何度か名古屋で落語は聴いてたんですがね。新たな気持ちで。


愛知で落語と言えば、大須演芸場。平日興行にしよーか、特別な会にしよーか考えていたところ、ちょうど落語芸術協会の新真打披露興行があったので、いそいそ出かけてきた。
7月14日(日)午後の部。この日は花助改め雷門小助六師がトリ。


(開口一番)桂竹のこ 『しの字嫌い』
神田松之丞 講談『谷風の情け相撲』
三笑亭世楽 『金明竹』
桂文治 『親子酒』
 ~仲入り~
口上(上手から文治・世楽・小助六・可龍・司会松之丞)
三笑亭可龍 『宗論』とマジック
雷門小助六 『愛宕山』


出演者全員たっぷり熱演。17時終演予定で、小助六師が上がったのが16時50分頃。名古屋人の特性を知る者としては、お客さんが途中で帰っちゃわないか心配だったけど、さすがに夜ではなく夕方だとそれは無かったようで、ひと安心。
それもあってか小助六師、少々駆け足気味で演じていらした印象。

世楽師の『金明竹』、軽快なテンポとチョイ塩辛めの声音が心地よかった。
笑好師の高座が拝見できなかったのは残念。まだ高座未見なのです。

文治師の『親子酒』は先代譲りのもうテッパンネタですね。
可龍師のマジックは、色物がいない対策。本格的なネタではなくジョークネタ。
講談の松之丞さんは初見。貪欲に笑いを取りに来る迫力に圧倒されまくり。


終演後、外で客のお見送りをする世楽師に、「池袋演芸場では落画協がお世話になりました」と、ちょこっとご挨拶をして辞去。
あっしまった、自分の名前を名乗るの忘れてた(汗)。