『もういちど 家族映画』

名鉄犬山線・上小田井のイオンシネマワンダーというシネコンで、林家たい平師が企画・主演した映画『もういちど 家族落語』(板屋宏幸監督)を観覧。

板屋監督の過去作品を知らなかったので、『もういちど』の公式サイトでプロフィールを見てビックリ。ソニー・ミュージック・エンタテインメントの所属で、あのユニコーンの『大迷惑』のPVを作った人ですと。他にも名だたるミュージシャンを手掛けてるのだけど、商業映画の監督経験は書いてない。初監督作品なのかな。

そういや出演者の中に富田靖子とかSET陣とかアミューズ所属の人が目立つし、エンディング曲はなぜか浜田省吾だし、本編終了後にオマケのように収録されたたい平師の高座映像(『藪入り』約15分がっつり)の演出はモロにPVだったしで、今までの落語映画とは違って明らかに音楽業界色が濃い。

おそらくDVD製作が前提のアリバイ的劇場公開なのでしょうね。もしそうじゃないとしたら、新作映画公開なのにパンフレットを作らないってのはありえない。そんなに予算が無いのかという。


まぁ監督がどの業界出身だろうが、それは別にかまわないんですけどね。

上映中なのでストーリーは書きませんが、途中から子役にずいぶん比重がかかってくるので、その子役に感情移入して見ると楽しめるかもしれません。

ただなんつーか…「落語という芸」のPVみたいでした。上映中なのでこの程度の表現で留めます。


ひとつ気になったんですが、たい平師ってあんなに眉をひそめてしゃべる人でしたっけ?
アップが多いので余計気になって。