国府宮さんのトリ

2017年、あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い申し上げます。

うちの地元の国府宮(尾張大國魂神社)にはニワトリが一羽いて、近所のおばさんから「トトちゃん」と呼ばれてます。

たぶんそれなりに高齢だと思うんですけど、至っておとなしくてネコみたい。小声で「くぅぅ~」と鳴きながら近くに寄って来るかと思うと、写真みたいなポーズで5秒ぐらいフリーズして見せたりして、そういうところも実にネコっぽい。

最近はハトやスズメと並んで地面をつっついて異種交流してます。

昨年末の愛知は鳥インフルエンザで東山動植物園が一時閉館するなど残念なニュースがありましたが、そんな風評を知ってか知らずか、国府宮のアイドルは呑気に境内や雑木林を散歩してます。

 

名古屋の古いフレーズ「熱田さんのトリ」は、鳥居にとまって下を見下ろしているので「お高くとまってる」というあまり嬉しくない比喩ですが、我が「国府宮さんのトリ」はいつも地べたを歩いて参詣人を迎える愛嬌者。

トリ業界にもいろいろな処世があるわけですね。