改めて志村けんさん追悼

去る3月29日に志村けんさんが新型コロナによる肺炎で急逝して、早半月。

入院直前の準備のため思うことがほとんど書けなかったので、改めて。

 

とはいえ、世間の追悼ムードはひとしきり峠を越してて、何を書いても誰かの三番四番煎じになりそう。なのでちょっとだけ。

これは1977年の「ドリフ大爆笑」第1回放送時の志村さん。

1974年にザ・ドリフターズの正式メンバーになって、1976年に『東村山音頭』で人気者になったものの、まだバカ殿やひとみ婆さんのようなキャラクターには恵まれていなかった頃。

「~大爆笑」の中でも、小柳ルミ子らゲストとのサシのコントはやっていたけど、ドリフメンバーとのコントではどうかするとナンバー4の出番のこともあったりした。

 

BSフジの「~大爆笑」の再放送は2017年の暮れからで、開始以来欠かさず見てる。

この「~大爆笑」の放送が回を重ねるにつれ、志村さんの出シロはどんどん増え、さらに後年笑いの年表に名を残すようなキャラクターも次々に生まれていったわけ。

知識としては知っていても、こういう実際の番組映像で一コメディアンの成長をはっきり見続けていけたことは、とても幸せだった。よくアイドルなんかではあるんだけどね。今現在ももちろん放送中です(現在1982年放送分の再放送中)。

 

今月1日にフジテレビ系で放送された追悼番組も、喜劇人だった故人を送る番組としてはいい構成だったけど、やっぱり年次順ではなかったので、「~大爆笑」を見続けてる方が一層リアルに志村さんを感じられる気がしますよ。

あ、あと関係ないけど5日にBSプレミアムで追悼放送されてた志村さん主演のコメディドラマ「探偵佐平60歳」がとてもよかった。録画して取っときたかったなー。

 

志村さんとドリフのコント、これからも「~大爆笑」で楽しめたらいいな。