続・コロナ雑感

2ヵ月半前にブログを更新した時は、コロナ禍も終息に向かってきたなーやれやれ、の意図も含んでいたのだけど、その後ものの見事にぶり返して、第一波を大幅に上回る第二波の真っ最中。諦めたのか、それともなかばヤケクソなのか、第二波ではどこも以前のような生活の締め付けはせず、「自己責任で身を守んなさーい」てな具合。

中には、第一波の時にあれだけ買い占めの迷惑さを唱えていた一部マスコミが、リアルな効果の見込めない薬品を「予防効果がある!」と率先して吹聴して、おんなじことを繰り返す例まで出てくる。なんだろうねこりゃ。不確定なものを商品名込みで発表してあとで言訳する自治体の長がバカで、自己判断なく盲目的に報じるマスコミがバカで、これまた何も考えずパーパー乗せられる国民がバカっていう、バカの重層構造。テメエ一人が自己抑制した生活をしてることが無意味なのがわかり、実にバカバカしい。って自分のバカが他より一つ多いぞ。

 

そりゃま、たしかに自分も第一波が過ぎた時は「やれやれひと安心」と油断したが、それでも完全に悪疫が消滅したとは思わず、完全終結宣言が出るまで手洗い&うがいは続ける気でいたけど(マスクは暑いので外したかった)、自分以上に、こんな抑圧生活に慣れてない一般の人たちは耐えられなかったんでしょうね。クラスターなんて呼称ができる前の生活に戻っちゃった。「振り返ってよく考えてごらんなさい、それ全部小規模クラスターだから」って生活に。気がついたら拡がり放題拡がっちゃった。でももうタガは外れちゃったし、ここで自分が反省して第一波の頃の生活に戻ったら自分が犯人みたいだからってんで、申し訳程度のマスクと弁解みたいなフェイスシールドをして「対策はしてますけど?」つって、密になって大声でしゃべってゲタゲタ笑ってる。そりゃ減らんわ感染者。

ちなみに私は仕事が減ったここ3年ほど、普段から抑圧生活してますんで、ぶっちゃけ生活様式はほぼ変わってません。ってこんな自慢したないわ!

 

一方政府は政府で、ホントなら今ごろは東京五輪も終了して、五輪景気の反動で訪れるドン底不況を前に任期満了で国会解散して、最長任期の栄誉を手土産に「ほいじゃそーゆーことで」つってシュッと逃げ切るつもりだったのが、こんな厄介でボタクソな状況を抱え込んじゃう始末。コロナ禍は悪化する一方なのに臨時国会は開かれず、すべて各自治体まかせ。どうしたいのかまったく見えない。

まぁ今の様子じゃ、第一党交代の可能性は想像すらできないので、選挙しても大勢に変化はなさそう。こういうこと言うとアンチ勢から怒られそうですけど、ならば、別の政党で行政してるところを想像してみましょう。あなたがヨシとする政党の長が総理になった、その時の組閣の顔ぶれ、そこへコロナの第三波、とか言ってる矢先にアッチの国コッチの国の問題。あなたが想像する新国家元首は、それらにどんな対応をするか想像してね。現在もし100パー正しく対応できる人材がいたとしたら、数年前から与野党ともに今の状況は無いわね。

 

で、そんな中で、第一波の時と比べてマシなのがスポーツ界ですか。

もっとも各界、観客制限はあるし、もとより感染者は出てしまっているわけですが、やっぱりスポーツは国民の困難な生活下では心の糧でありカンフル剤にはなります。

で、先月Twitterで4ヵ月ぶりにこんなアマビエイラスト描きました。

名古屋といえば、大須演芸場では10月に久しぶりの定席興行が4日間だけあるとのこと。

獅篭師を筆頭に、現在名古屋を中心に活動する雷門一門が、今年4月から亭号を「登龍亭」と改めていたのですが、その披露興行が3月からの演芸場休業でずっとできないままでした。

それが半年遅れながら、いよいよ挙行となります。いやぁよかった。

演芸場は現在どうしても観客制限があって、大須の場合は東西から出演者を呼ぶため人件費がかなり余計にかかるので通常興行は難しいわけですが、今回はゲストを最小限に抑えて、登龍亭一門や従来の名古屋メンバー中心の顔付けにして対応されるようです。

詳しくは大須演芸場の公式サイトにてご確認を。

 

TVのバラエティのソーシャルディスタンスもかなり見慣れてきましたが、このまま年末、また年明けまで行っちゃうのかなぁ…。

とりあえず、敷居の無い漫才はそろそろ見たいなぁ。